[Dragon Age 2]War編‐Bait and Switchその2
Quest:Bait and Switch(おとり作戦)
アンソの言っていた箱は空箱で、しかもあばら屋を出たとたんテヴィンター帝国の兵士に襲われる始末。彼らが追いかけていたエルフとは?
「俺は奴隷では無い。」
「申し訳ないことをした。」
「アンソにハンター共の邪魔をするよう頼んだのだが、連中がこれほど…大勢だとは思いもよらなかった。」
「この連中はあなたを追いかけてたって事ね。」
「その通り。」
「俺の名はフェンリス。この連中は帝国の賞金稼ぎで、マジスターが失った財産を回収するため探していた、つまり俺のことだ。」
「連中は俺をおびき出そうとしていた。やつらにしては雑な手口だが、俺一人では対抗出来なかった。」
「ありがたい事に、アンソは賢い選択をしたようだ。」
「すると、アンソが言っていたことは全部嘘?」
「全てでは無い。雇い主が君が信じた人物では無かったと言うだけだ。」
「もし連中に対抗出来ないのなら、なぜさっさと逃げなかったの?」
「物事には時期という物がある、逃げるのを止め、振り返ってトラと戦うべき時が。」
「一人の奴隷を見つけるのに、随分大した頑張りようね。」
「全くだ。」
「そのマーキングと、何か関係有るの?」
「(笑い)ああ。君には奇妙に見えるだろうな。」
「俺は好んでこのマーキングを身につけた訳では無いが、そうだとしても随分役に立っている。これ無しでは俺は今でも奴隷だったろうな。」
「嘘を付かれるのは嫌いよ。」
「もしかすると誤魔化す必要は無かったかもな。そうだとしたら悪かった。俺は隠れているのに慣れすぎたようだ。聞いてもいいか?チェストの中に何が入っていたのか。あの家の中にあった箱に?」
「空だったわ。何か他の事を期待していたの?」
「まあな、期待するべきじゃ無かった。ただの囮、それ以外の何でも無い。」
「あなたの要求したことは果たしたわ。これで仕事は終わり。」
「いや、まだだ。」
さっき死んだ隊長。
小物入れか何かを探るフェンリス。
「思った通りだ。俺の前の主人も同行してこの街に来ている。」
「色々質問もあるだろうが、やつが逃げる前に対決しなければ。君の助けが欲しい。」
「私を罠におびき寄せておいて、今度は君の助けが欲しいですって?」
「もしアンソが君に、テヴィンターの賞金稼ぎ共の待ち伏せを躱してくれと頼んでいたら、やってくれたか?」
「支払額を上げて貰ったでしょうね。」
「俺の資金は限られているが、今度助けてくれたらどうにかして礼をする。誓っても良い。」
「単に思い出話をしたいだけじゃなさそうね。」
「ダナリアスは俺の骨から、この肉を剥ぎ取りたいと思っている。何度来たか思い出せないくらい、数多くのハンターを送ってきた。」
「そうなる前には、やつは俺の首にクナリメイジのように縄を付けていた。クナリの習慣をあざけるためのやつのペットとしてな。」
「うへえ。」
アンダース、台詞言うなら前に来てよ…。
「だから、そうだ。ただ話をするだけのつもりは無い。」
「充分な報酬が得られるなら、いいわ、手伝いましょう。」
「マジスターはハイタウンの邸宅に滞在している。出来るだけ早いうちにそこで集合しよう。朝になる前に突入だ。」
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イザベラのフレンドシップがここで+10。アヴェリンは……どうしましょう。まだ決めてません。ライバルリーにするかな?
前にも書きましたが、フェンリスは賞金稼ぎと言っていますが、後から来た方はダナリアス直轄の私兵でしょうね。でないと本人の来る意味が無い。
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