[Dragon Age 2]No rest for the Wickedその1
Quest: No Rest for the Wicked
ホークが家に帰ると、イザベラが待って居まし…ちょっと、何してるの?
「おおう、これ一体なんの話?」
にんまり。ホークの文机で盗み読み。
「まあ、誰かと思ったら!また錠を取り替えないといけないみたいね。」
「ちゃんとノックしたよ。ボウダンが入れてくれたんだから。」
「ねえ、何だと思う?カスティロンが街にいるのよ。あいつがあたしの土手っ腹にナイフを突き立てるまで、ぼんやり待ってるって手はないよね。」
「あいつにあたしが捕まる前に、逆に捕まえてやろうよ。」
「カスティロンをびっくりさせようって言うわけ?そういうの大好き。」
「残念だけど、カスティロンはカークウォールのどっかに隠れたまんまなんだ。まだ見つけられてない。」
「だけどヴェラスコがどこに居るかは判ってる。あいつの右腕だよ。やつに、カスティロンがどこに居るか吐かせればいいだけ。何とかしてね。」
「いい計画じゃない!悪巧みの才能については私なんか目じゃないわね。」
「だけど、まだ全部うまく片付けられるって決まった訳じゃないしね。」
「ステップワン、ヴェラスコのとこに行く。ステップツー、なんか面白いことが起きる。ステップスリー、あたしの勝ち!」
「で、なんか良い考え無い?」
「彼を殺して身体検査したら、何か見つかるかも。」
「それか、何にも見つかんなくて、どこにも行けない。」
「殴って話させるとか?」
「死んだって何にも話さないよ。」
「ヴェラスコに、カスティロン様はどちらにいらっしゃいますかって聞けないかしらね?お行儀良く?」
「やつは自分からは何も話しゃしないよ。やつに怪しまれて、カスティロンを警戒させるだけさ。」
「カスティロンはあなたに会いたがってる。なら、ヴェラスコにあなたを連れて行かせるのはどう?」
「で…あんたがあたしの跡を付ける。おお、賢いじゃん。」
「あたしはヴェラスコに謎々を仕掛けたらどうかって思ってたんだけど、回答の一つが『あんたのボスはどーこだ?』ってことで。そっちの作戦のがずっと良いね。」
「あなたの都合が良ければ、私はいつでも。」
「ヴェラスコは夜は大抵売春宿で、その…派手に楽しんでるよ。そこでやつを捕まえよう。」
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アンダースの服が違うので、時系列的にはここで発生したバンターではないはず。だけどTPOに叶いすぎるのでついでに紹介。
「すると、ドニックはローズに入り浸ってたんだ。」
「違います!」
「落ち着きな、ビッグガール。本人のお楽しみのためじゃないでしょ。あんたを大事にしたいって思う男が見つかって良かったじゃん。」
「けどね、もうちょっと彼のこと甘やかしてあげてもいいかもよ?あんたがまだ試したことのない愛情表現とかさ?」
「何ですって?何だってそんな事考えさせるのよ!」
「アヴェリン。彼のおケツに親指ぐいっと押してみたら、あたしの言った事が判るよ。」
「とにかく…止めてくれ。」
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「この向こうがやつの部屋だよ。」
「準備はいい?」
「うん、多分ね。」
「いい?こいつは説得力十分なお芝居でなきゃ駄目。何でも好きにして良いわ、悪口をいっても良い、あたしのことぶっても構わないから。」
「あたしが何をしようが、ずっとそれで押し通して。ヴェラスコはくそったれだけど賢いから。もしあんたが怯んだら、きっと感づくわ。」
「あなたの方が心配なんだけど。ちょっと乗り気すぎじゃない?」
「もちろん、面白いじゃん?ははっ!」
「何をしてもいいから、やつがあたしをカスティロンの所へ連れて行くように仕向けてちょうだい。跡を付けるための目印を残していくわ。」
「行きましょ。」
「ここからはイザベラと君だけでいいんじゃないかな。」
お楽しみ…の前?
ドアに蹴り一発。
「キヤッ!」
「な、何だと?」
「戻って来い、おいっ!くそっ、臆病女め。」
「俺のプライベートタイムを邪魔するからには、よほどの理由があるんだろうな?」
「新しいオモチャを持ってきたわ。さっきの娘みたいにビビったりもしないわよ。」
「気でも狂ったの?」
「ふふっ、自分が今どんな顔してるか眺めてみたら。」
「こんなはずじゃなかったよ!こいつを殺しに来たんじゃない!」
「コスランの書を持って逃げた時のこと覚えてるでしょ?あれと一緒よ、こっちの方が楽しいけどね。」
「(唾を吐く)」
「この裏切り者の糞アマ!覚えときな、これから寝るときゃ片眼を開けてるようにするんだね!」
ばいばーい。
「カスティロンも喜ぶだろう。彼はイザベラをずっと探して居たからな。」
「お礼のしるしだ。あの女の値段より高いぞ。」
「それで、助けに行くのかな?」
たったの3ソヴリン。フェンリスを引き渡した時の手数料が5ソヴリンで、それよりまだ少ない。せこいぞヴェラスコ。
パーティ招集の旗があるので、セバスチャンを入れてみる。
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続くよ。
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